3/24 | ミュージックの日コンサー卜日 時:3月24日(日)14:00~ (開場13:30)
会 場:天白文化小劇場 名古屋市天白区 アクセス:地下鉄鶴舞線「原」下車 2番出口すぐ 入場料:1,000円 |
今年の3・19ミュージックの日コンサートは、いつもより早い桜開花が伝えられた直後の日曜日(3月24日)の昼下がりに、天白文化小劇場にて開催されました。
二部構成のステージで、第一部は佐久間真理(Perc)手島裕美(Pf)林朋美(Perc)の女性三人によるステージ。
「運動会の一日を音楽で表現してしまおう!」という「春の大運動会メドレー」で始まりました。朝のラジオ体操から、国家斉唱、徒競走、お昼休み、表彰式までを演奏のみならず、奏者の「無言劇付き」で上演。
お昼休みのくだりに至っては、カルメンの間奏曲をBGMに、ステージ上にビニールシートを広げ、その上で風呂敷包みの重箱を紐解いて美味しそうに中味をいただくと言うのどかな昼食シーンまでもリアルに再現!
会場の子どもさん達が参加しての「ミュージックベル体験コーナー」と共に、聴き応え、見応えのある実に楽しい内容でした。
休憩を挟んで第二部は、ガラリと雰囲気を変えて、一部のメンバーに氏原佳彦(E.Gt)伊藤孝志(Dr)高島基明(Ba)の男性三人と筆者(Fl)が加わり、「夢」「希望」をテーマにしたラテン、スタンダードナンバーを中心に演奏しました。
ジョビンの「おいしい水」、「イパネマの娘」、ジャズワルツアレンジの「星に願いを」、ロックにアレンジ、さらにマイナーに転調された「スタンドバイミー」、オリジナルにも使われているスティールパンを伴っての「Just the Two of Us」などを演奏。雰囲気はもう、ホールの外の「桜見物」とは全く異なった世界が繰り広げられていました。
「ひとつのコンサートでこれだけ盛りだくさんはなかなか無いぞ!」と自負しながらも、オープンスペースでないホール公演、空席が目立ったのがちょっぴり残念でした。こんなに素晴らしいメンバー(私はさておき)、もっとたくさんのお客さまに聴いて頂きたかったです!