新潟県東蒲原郡阿賀町 五十沢中学校
訪問日 2016年10月24日
今回あすなろコンサートで、来年度閉校、そして近隣中学との統合が決まっているという新潟県の五十沢中学校へ行ってきました。
メンバーは、ピアノ・鍵盤ハーモニカなど鍵盤奏者2名と二胡奏者1名の計3名でした。
学校側が今回あすなろコンサートへ応募した理由は、『~コンサート等に行くにも交通の便が悪く、コンサートホールに行って生の演奏を聴いたことのある生徒はほとんどいません。今回のあすなろコンサートをきっかけに、生の演奏に触れ、スピーカーからの音だけでは味わえない、楽器の音色の特徴や立体感、アンサンブルが奏でる音の厚み、人を感動させる音の響きなど、音空間の中に身を置くことの喜びを感じさせたいと思い、志望いたしました。~(ご依頼メール引用)』でした。
鑑賞・参加型の有無などを担当の先生に相談させていただきましたが、印象的だったのは、参加型で用意した「パッフェルベルのカノン」です。生徒さん数名のトーンチャイムから始まり、全員の大合唱、そして最後は生徒さんのトーンチャイムと生徒さんの歌声でエンド。事前の打ち合わせなく、その場で作り上げたハーモニーや振動は格別でした。「こんなに初めての人と音楽できると思いませんでした」と、中学生が感想を寄せてくれました。友達とのハーモニー、躍動感、体や心が感じてくれたら本望です。生徒さんたちの歌声や笑顔は最後の曲、「校歌」の大大大合唱でマックスになりました。皆さんありがとう!
「あすなろコンサート」で私たちも毎回学びをいただきます。ありがとうございました。