あすなろコンサート
訪問日 2017年10月12日
兵庫県姫路市立家島小学校
姫路港から家島小学校まで船で行き、港に着くと教頭先生がお迎えに来てくださいました。
街の様子や児童の様子など聞きながら学校まで行くと、立て替えて5年の新しい小学校でした。近隣の島からも船で通っている児童がいる学校で以前はピアノと中国の楽器でのコンサートもされた事があると数少ない児童を大人が大切に育てている印象を受けました。
コントラバスは見るのも初めてな児童には楽器の説明や「さくらさくら」を題材にジャズアレンジ(4beat,bossa nova,jazz waltz)して違いを聞いてもらったりプ
ログラムを進めながら興味を持ってもらうようにお話しました。
またジャズの曲だけではなくジブリやポピュラーミュージックをアレンジし、知っている曲も聴いて頂きました。
プログラムの最後では質問コーナーを設け「楽器はいくらか」「何年前の楽器か」「二人はどうしてであったか」「二人でコンクールに出たことがあるか」など子供ならではの質問とたくさんの児童からの質問に一見難しそうなジャズに興味を持ってくれたのだと実感できました。
体育館に集合するとき、休憩時間、終わったから元気におしゃべりする児童は演奏中静かで退屈かな?と思いましたが真っ直ぐ素直に聴いて頂けたのだと思いました。
その証拠に終わってからはほぼ全校生がコントラバスに集まり叩いたりはじいたり弾いたり持ち上げたりしながら笑顔を見せてくれたからです。
今日、家島小学校で演奏して子供たちの記憶の片隅にのこり、いつかまた音楽に興味を持って欲しい、また家に帰ってから親子さんに今日の事を話して何気ない感動や会話を共有し家族が幸せになって欲しい。そう願いながら帰路に着きました。
貴重な機会をありがとうございました。